もろみの品温データを収集・蓄積し、遠隔から監視、
現場の負担軽減と技術継承を支援します。
酒造品温モニタリングシステム「もろみ日誌」は、酒造の酒母・もろみ工程の品温管理を支援します。自動計測で現場の負担を軽減。高頻度・高精度の品温データを収集し、もろみの状態をいつでもどこでも見守れます。さらに税務署対応のもろみ経過簿と製造帳の印刷もおこなえる、酒造現場のためのソリューションです。

本システムは、スマートIoT推進フォーラム「IoT導入事例」にて紹介されています
酒造現場の課題
現場で働く杜氏・蔵人の負担を減らし、経験に頼っている部分を見える化したい。
●蔵にいない時はもろみの状況がわからず不安
●データの記録や帳票作成など、仕込み以外にかかる手間を省きたい
●仕込み事績は残しているが、紙ベースで分析や活用ができていない
●これまで職人が培った"勘"の部分は、次世代への継承がむずかしい
●現場まかせでなく、経営サイドも正確に仕込みを把握する必要性を感じている
もろみ日誌で解決
蓄積したデータはもろみ経過簿や製造帳としてそのまま印刷、仕込み後におこなう税務署向け資料作成の労力削減にもつながります。
品温計測の自動化、仕込み現場のニーズに応えた機能で負担を軽減し、データベース化で次の世代への技術継承につなげます。
もろみ日誌のおもな機能
もろみ造りのIT化により現場の負荷を軽減、見える化により酒質の向上がはかれます手間を省く

- 品温、室温を1時間ごとに自動で収集してパソコンに保存
決まった時刻に複数タンクを回って、品温と室温を記録する手間が省けます。 - 蓄積データからもろみ経過簿/製造帳を印刷、帳票作成の手間を軽減
日頃の入力データを、そのまま税務署対応の帳票に印刷できます。
- 蔵にいかなくても、スマホからいつでもどこでも品温が確認可能
品温グラフをスマホに表示。スマホから、そのときの品温計測も可能です。
データを資産にする

- もろみ造りのデータをパソコンで一括管理、会社の資産に
ボーメ度、アルコール度、酸度などの関連データは手入力し、まとめて管理します。 - 保管している過去の紙帳票は、手入力でデータベース化
システム導入前の仕込みデータは手入力で登録し、あわせて資産に。 - スマホで状ぼうを撮影、仕込み関連データとしてパソコンに保存
プロセスに活かす

- BMD目標値を設定、仕込み中のBMD値とグラフ比較
- 過去の品温やBMDをグラフに表示して比較
いい出来の仕込みデータと比較し、酒質の向上・安定化をはかります。 - 日々の品温上限/下限を設定、範囲を超えたらスマホに通知
常に品温グラフを確認しなくても、通知でもろみの変化に気づくことができます。
もろみ日誌導入による工程の変化

もろみ日誌導入後のお客様の声

システム構成例
パソコンと品温センサーの間は無線で通信をおこないますので、蔵と事務所が離れていても、ケーブルの敷設なしに導入がおこなえます。
ハートコンピューターとの協力体制で安心
本システムは、IoT製品開発実績のあるラトックシステムが開発し、酒造業界に多くのシステム納入とサポート実績があるハートコンピューターが販売いたします。導入の際は技術者がお客様のもとに伺い、本製品の設置およびパソコンへのインストールとアプリの各種設定をおこないます。(技術者による設置・セットアップは有償になります)また、開発をおこなう当社とは現場のお客様の声を共有し「もろみ日誌」を向上・改善しています。

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ご購入に関するお問い合わせ先
【販売総代理店】株式会社ハートコンピューター
(酒類メーカー向け製造・販売システム最大手)
〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1565
電話:0749-82-5656 メール:info@heart.co.jp
